陰キャ雑記

更新再開未定

【学校の闇】班長会議(席替え)の実態

今回は班長会議の実態とそこで大失敗して中学校生活で一番マシだった中二のクラス編成を無駄にしてしまった話を書きたいと思います。

これを読んで現役中学生の班長になりかねない方には反面教師にしてほしいし、学生ってこういうところでも大変なんだよっていうことが伝われば良いなと思います。

あと班長会議に限らずどんな席替え方法がより良い学校生活につながるのかというのも考えてもらえれば良いなと考えています。

 

以下関連記事です。

 

gamer-shadow.hatenablog.jp

 

 

目次

 

そもそも班長会議とは?

聞いたことない人ももしかしたらいるかもしれませんので説明します。特に席替えをくじ引きなどで決めていた学校に通っている人には無縁ですからね。

班長会議とは、実態に沿った言い方をすると主に席替えのために行われる限られたメンバーでの会議です。例としては事前に投票で班長として選ばれた数人と学級委員と担任が色々な視点から考えて全員の席を決めるというものです。

私が通っていた中学校ではこのシステムが3年間変わらずずっと使われていました(他の学年がどうだったかは知らないですが)。

んで、性格はクソだしリーダーシップなんて欠片もなかった自分ですが、成績が良いからという理由だけでそこそこの票数を集めて選ばれてしまいました(一応補足すると私が通っていた中学校では立候補した人もなれます)。

まぁ田舎の公立中学校にありがちな光景その1です。

というかあの学校はリーダーシップのある人が少なすぎるのがダメなんです(他力本願)。

部長とかも、自分たちの代になると「なんでアイツが!?」ってなるような人ばかりでした(リーダーシップのある人間は生徒会とか学級委員とかで使い果たしていたのが実情ですが)。

話を戻しまして、先ほど「色々な視点」と書きましたが、具体的に分類していくと、

  • 授業中うるさくならないか
  • 学力格差をなくす
  • 仲の悪い人を近づけない
  • 不真面目な生徒はなるべく前の席にする
  • 視力が悪い人(正確には黒板が見えない人)を前の席にする
  • 背の高い人はその後ろの人も黒板が見えるように配置する

とりあえずこんな感じです。

一つ目の「授業中にうるさくならないか」というのは皆さんの想像通りだと思うので長くは説明しませんが、近づくとうるさくなる特定の組み合わせが存在するのでそれを引き離すことです。

二つ目の「学力格差をなくす」というのは、別に生徒間の学力格差をなくすというのではないのです(絶対無理だしね)。

グループ学習というのがあると思いますが、その際に極端に頭の良い班と悪い班を作ってしまわないということです。

班長に選ばれる人って最低限の学力は持ち合わせている人がなる場合が多いと思いますが、グループ学習で使うグループは4人編成が多いのに対し班は6人編成なので実はうまくいかないんです。だから色々気を付けないといけません。

そもそも班長自体勉強が出来ない人間だったりします。

田舎の公立中学校にありがちな光景その2ですね。

私が学級委員の話を蹴ったから学級委員さえ勉強できない人になってしまったのは内緒。

三つ目の「仲の悪い人を近づけない」はまぁ学校生活を快適に送る上では必要なのでしょう。実際これに配慮しないと不登校になる生徒が出てしまうので。

なんでもその人がトラウマらしいです。デリケートな人もいますからね。自分も中学の同級生なんて友達以外二度と会いたくない人がほとんどです。

下三つは説明不要でしょう。

んで、これ実際にやろうとすると結構大変なんです。

視点はそんなにいっぱいあるわけでも無いはずなんですが。

んで、最初からやると効率が悪いので事前に班長一人一人が全ての席の原案を考えてきます。

これの手当報酬とかなくて良いんですかね?

他の生徒より時間を奪われていて不平等じゃないですかー。

そして班長会議の時にそれらをすり合わせて、だいたいの概形を作ります。

あとは微調整するだけなんですが、この微調整がまぁ大変なんですね。

放課後に行うことが多いのですが、一番大変な時はこれのおかげで部活休めるくらいです。昼休みも潰したりするので二時間くらい掛かっているでしょうか。部活行きたくない私は結構喜んでしまうわけですが、部活休める程度の報酬では割に合いませんん。

 

gamer-shadow.hatenablog.jp

gamer-shadow.hatenablog.jp

 

割に合わないくらい大変な理由を一つ一つ挙げていきたいと思います。

ちなみに理由のほとんどは中二の時だけでなく中学校三年間共通です。

 

1.近づけてはいけない人が多すぎる

なんか知らないけど近づけちゃいけない人が多過ぎるんです。

うるさくなる組み合わせはまだわかりますが自分が班長になる前は知らなかった「喧嘩している組み合わせ」まで居たので余計に面倒でした。

先ほど挙げたデリケートな人もいましたしね・・・

あと単体でうるさい人とか授業中にちょっかいを出してくる人については班長が直接監視できるところに配置しなきゃいけなかったのです。

班長の人権はどこへ行ったんでしょうね?私は班長として監視するための配置にさせられたわけですが私自身がちょっかいを出されて大変不快でした。

少しは監視するこちらのことも考えてほしいですね。

でもそんなの優先したら選択肢がなくなってしまうレベルでした。

 

2.出来の悪い人が多すぎる

言葉は悪いかもしれませんが、事実です。

というか自分の中学校はただでさえ学力が低いのに、自分の代の出来がその中でもさらに悪いのです。悪夢。

今はそこそこの進学校に通っているため表面的な民度も高く、授業中に喋っている人は全然いません(スマホいじっている人はいますが)。

当たり前ですが学力は入試で最低限は揃えたわけですし、そこまでやりづらい感じではないのです。

一方中学校は色々な学力の人がいるので授業の理解度も様々で、グループ編成によっては誰も先生に聞かれていることが分からないという事案が発生しかねないのでまた選択肢が狭まるのです。

そんなだったらグループ学習なんてやめれば良いのに。

中には優秀な生徒をアテにして自分ではほとんど考えない人もいます。こちらもその人にはまともな意見なんて期待していませんが、労力が偏るので憤慨します。

マジでこっちに何を返してくれるんだろう?と思いました。

結論言うと何も返ってきません。

面倒を見るだけ無駄です。

 

3.なぜか黒板見えない人が多すぎる

何気にこれも超迷惑です。

あなたがかけているそのメガネは何?って思いました。

普通メガネって最低限黒板は見えるように作るはずなんですよ。

確かに弱視だかなんだかでめっちゃ強い矯正かけてもあまりよく見えないって人はいますが、そんなに多いはずがありません。

もう見えなくなったなら買い替えるべきだし、持ってないならさっさと買ってこいって話です。

マジでそう怒りたくなるレベルで班長会議は地獄でした。

だってメガネが合ってないせいでかなりのメンバーが前二列くらいに固定されて、「前回とあまり変わらなくない?」という状態を生み出すのです。

さらに厄介なのは問題児の組み合わせを避けるためのスペースの自由度が下がってしまうわけですからね。

問題児は解決できないけどメガネは買い替えれば終わるよね?(イライラ)

席替えがこんなに難易度高くなければこんな些細なことは気にしなくて良いんですが、わが校の席替えはそういうレベルで地獄でした。

 

筆者の失敗

私は班長会議で何を失敗したのか一言で言うと、「自分の利益を守れなかった」ということに尽きます。

たかがクラスのために自分の学校生活を犠牲にする必要なんて無かったのに・・・

しかもそれは最後の席替えでした。

さらに追い打ちをかけるように中学校生活最後のクラス替えで大ハズレを引くという不幸が重なり、「自分の人生って何なんだろう」と思いました。

あと中二の班長会議のメンバーは比較的マシでしたが、中三のそれは自分の利益しか優先しない人が多く、もはや守る利益もほとんどなかった自分ですがマシな選択肢を取ることさえできませんでした。

今思うと後悔しかありません。

後で書く気になったら書き加えるかまた新たに書きたいと思います。

 

まとめ

一言でまとめると「絶望的なクラス編成」です。

先ほど「中学校生活で最もマシだったクラス」と書きましたが、¥gamer個人にとっての良いクラスと班長会議がスムーズに進むクラスは当然違います。

というかクラスレベルの問題じゃないですね。学年レベルでry

酷い時は(原案の)席を一つ変える度に一つ問題が解決するものの新たな問題が発生するという将棋みたいな何かになっていました。

班長会議自体もネットで検索してみるとやはり問題が多いようですが、学年全体の生徒の質にも左右されると思います。

今回は文章のみですし、最後の班長会議から一年は経過してしまっているのでなかなか伝わらない部分やまだ記憶から取り出せていないものもあるかもしれません。

また何か思い出したりしたら書き直したいと思います。

ちなみに高校ではクラスにもよりますが席替えの回数も方法も生徒の裁量のところが多いので良いですね。

自分の高校は面倒な人間もかなり少ないですし。

 

あとがき

班長になんか絶対にならない方が良い。

私に票をいれたやつと当時の学校の先生は末代まで呪う。